そもそも、ローヤルゼリーって何?

ローヤルゼリーというと。。

…高価…希少価値が高い
…若返る

といったイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか??

なんとなくイメージは持っているものの、効果やどういったものなのかあまり知らないですよね。

そこで、ローヤルゼリーについて説明したいと思います!

ローヤルゼリーって何?

女王蜂だけが幼虫の時から与えられる特別な栄養素です。女王蜂はたくさん生まれてくる幼虫の中からたった1匹だけが選ばれます。

なので、女王蜂に選ばれるまでは働き蜂と体の特徴、体力などに差はありません。

それ以外の幼虫はすべて働き蜂として育ちます。たった一匹の女王蜂を中心にして何万といる働き蜂が集まって構成されているのです。

働き蜂は蜜と花粉を食べ、咽頭腺かた乳白色のクリーム状でピリッとするすっぱい味のする物質を分泌します。

この物質がローヤルゼリーです。ローヤルゼリーの成分はおよそ水分65%、たんぱく質13%、糖質10%、脂質その他12%で、その特徴としてビタミン類を多く含み、またアミノ酸ミネラルなども含まれています。

多種の栄養素が調和よく含まれ、優れた栄養補助食品と言われています。

ローヤルゼリーを食べた女王蜂はどうなるの?

王台という特別な部屋に産みつけられた卵から孵化した幼虫のみがローヤルゼリーを食べて女王蜂へ育ちます。

他の卵から孵化した幼虫は働き蜂になり、初めの3日間は女王蜂と同じくローヤルゼリーを与えられますが、その後はハチミツや花粉を食べて育ちます。

元々、女王蜂も働き蜂も同じ身体能力なのに、ローヤルゼリーだけを食べ続ける女王蜂は、働き蜂と比べて体が2,3倍と大きくなり、働き蜂の寿命が約1か月に対し、女王蜂は約5年も生きます。

また、毎日2000個前後の卵を産みます。

つまり、働き蜂になるか女王蜂になるかは後天的なもので、ローヤルゼリーを与え続けられるか、途中で花粉に変えられるかの違いと王台で育てられるか、巣房で育てられるかの2種類の違いだけでしかありません。

つまり、働き蜂の幼虫でも王台の広いスペースとローヤルゼリーがあれば女王蜂になることができるのです。

ローヤルゼリーを食べているか食べていないかで、ここまでの生命力の違いを出すのです。

ローヤルゼリーとは健康補助食品

美容目的で化粧品などに配合されることもありますが、基本的にローヤルゼリーはサプリメント類と同じ「健康補助食品」として扱われます。

医薬品のような即効性はありませんが、同時に副作用の心配もありません。

「今日こそ頑張りたい!」というときに飲む栄養ドリンクの多くにはローヤルゼリーが配合されていて、配合量が多いほど成果も高くなっていきます。

そんな元気の源となるローヤルゼリーの成分を、毎日体にとり入れ、不調から健やかな体に戻していく、という利用法がおすすめです。

このような利用は、ローヤルゼリーに含まれる40種あまりの豊富な栄養分に拠るものです。

また、女性ホルモンの減少による更年期障害の症状を和らげる効果も有名で、実際に女性の利用者も多いです。

これは女性ホルモンに似た成分、「デセン酸」がローヤルゼリーには多く含まれていることから女性ホルモンの成分を補うことで症状を和らげるのです。

基本的に体力向上に繋がるローヤルゼリーは毎日コツコツ飲み、徐々に体質改善することが大切です。

まとめ

いかがでしたか?

女王蜂と働き蜂の生命力の違いをここまで出すローヤルゼリーの威力に驚いたのではないのでしょうか?

ローヤルゼリーはアリストテレスと呼ばれる時代、今から約2400年前に登場しました。

健康食品の成分の中で発見されてから最も長く研究されていて、それでもローヤルゼリーのことは今でもまだ不明な要素があるそうです。

とても効果が高いと有名ですが、ちょっと、不思議なローヤルゼリー。一度試されてはいかがですか?