ローヤルゼリーの歴史について調べてみました。

美容にも健康にも優れた効果があるとして、人気がある「ローヤルゼリー」ですが、
一体いつ頃から私たちに愛用されてきたのか?
今回はその「ローヤルゼリーの歴史」について探っていきたいと思います!!

哲学者・アリストテレスとローヤルゼリー

ローヤルゼリーの歴史を遡ること、紀元前エジプト文明。
エジプトのピラミッドの壁画にミツバチとの関わりが描かれ、 その時代から深く関わっていたのだと言われています。
文献としては、古代ローマの哲学者・アリストテレスの時代に、 彼の著書である「動物誌」で初登場している。
そこには、『濃厚な蜂蜜に似た淡黄色の柔らかいもの』という記述があり、 それが「ローヤルゼリー」のことだと言われている。

ローマ法王を救ったローヤルゼリー

19世紀に入ると、ローヤルゼリー製品が世に出始めました。
「奇跡の霊薬」「魔法の液」などと呼ばれるくらいのブームに!
20世紀に入り、各地の病院でローヤルゼリーを薬品として 保健省の認可を得ることにも成功した。
その頃、ローマのビオ12世が倒れ、危篤状態に陥ったそうです。
そこで、当時の医師がフランスのローヤルゼリー製品を処方し続けると、 法王の精気が戻り、奇跡的に健康を取り戻したと言われています。
そのくらい「ローヤルゼリー」には効果的な成分があるんですね…!!

日本とローヤルゼリー

次に、日本とローヤルゼリーの歴史を遡っていきましょう。
日本においては、明治22年農学博士の玉利喜造先生が「王家の舐物」という名称で 紹介を受け、1959年にある週刊誌に「不老長寿の新薬現る?」と題した記事を掲載して国内に大きな インパクトを与えました。
その後、ローヤルゼリーの需要が徐々に高まり、 国内でも生産が始まりました。
日本にローヤルゼリーがやってきて、 まだ50年ほどなんですね。
まだまだ日本におけるローヤルゼリーの歴史は浅いです。
しかし、 実は、一人当たりのローヤルゼリーの消費量は国別推計では、日本が第一位であると言われています。

日本人はローヤルゼリーを飲むべき

日本人の過去の食生活と言えば、 魚や大豆、野菜などを中心とした和食。
しかし、その食生活も大きな変化を遂げ、ファストフードやコンビニなどで 手軽に済ませてしまうようになり、
いまでは、栄養バランスの偏りやカロリーの多さなどが問題視されている日本です。
「忙しくて食事になかなか気を遣えない」
「どうしてもコンビニや外食に頼ってしまう」
といった日本人だからこそ、ローヤルゼリーが役に立つのです。
不規則な生活でも不足しがちな栄養の補充が期待できます。
また、女性には嬉しい 美容に欠かせないビタミンやミネラル、体内では生成できない必須アミノ酸、 自然界ではローヤルゼリーにしか含まれないデセン酸などを一度に取り入れることができます。
こういった食生活の変化から、ローヤルゼリーが 日本人に浸透してきたんでしょうね。